熊本地震162日目｜サウナ・エリート

今、サウナーとかサウナ好きの人たちがそう呼ばれていますが、思い返せば私はサウナ・エリート。

イチローがチチローから手ほどきを受けて野球を子供の頃からやっていたように、私も父から毎週末今はなき、「ライオンサウナ」に連れて行ってもらっていました。

ライオンサウナ・・・いい名前だ。

 

子供は私以外一人もいませんでした。多分、母が毎回サウナに行くので、浮気を疑って、私を無理やり連れていくように言っていたのでしょう。多分。

 

サウナが嫌で嫌で仕方なかったです。唯一楽しかったのが、ペンギンサウナ。

冷凍庫のようなサウナです。今も古いサウナとか行くとありますね。

 

たまにそのペンギンサウナがあるお風呂屋さんで入ると、なんでしょう、すごく昔を思い出します。

レミーのおいしいレストランで意地悪な評論家がレミーが作ったラタトゥイユを食べた瞬間、童心に戻るシーンがあるんですが、あれと同じです。

ペンギンサウナに入った瞬間、サウナで一人でやることなくて、ペンギンサウナに入り浸っていた頃を思い出します。

 

父のお友達から、「お前の父は昔からサウナを作りたい、サウナを作りたいって言ってたもんな〜」と聞いたことがあります。

 

父が４０代の頃新築した家には、サウナ、水風呂があり、温泉を掘り当ててからはそれに温泉まで家庭で味わうことができる稀有なスペックを持ったお風呂があります。

 

個人でまあよくもこんな健康ランドなどぶっ建てたな〜と今でも感心しきりです。

 

私もそんな環境で育ち、気づけばサウナ好きのおじ様（おっさん）になりました。

父のサウナDNAは確かに私に受け継がれ、「熊本をサウナ大国に」するべく邁進している最中です。

「湯らっくすを」でなくて「熊本を」でいきたいですね。

湯らっくすのサウナは今から２年をかけて大きく進化します。

その兆しは１０月２７日です。

 

昨日は姉の１周忌と父の３回忌の法事でした。