熊本地震から2年経ちました。(店舗改装のお知らせ)

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熊本地震から2年経ちました。(店舗改装のお知らせ)

2016年4月14日から今日で丸2年です。

早いですね。まだ仮設住宅に住まわれている方も多いと聞きます。全員が一刻も早く元の生活に戻れるように願っております。

思い返せば、2年前の今日が湯らっくすのターニングポイントでした。

地震後、多くの近隣の方々、世界中から集まるボランティアの方々が来てくださり、その勢いのまま、今に至ります。地震前は、閑古鳥が泣いていたのが嘘のように、今日もお客様でいっぱいです。感謝です。

この流れで、一つお知らせをしておきたいことがあります。

突然ですが、湯らっくすは地震による補助金は一切受けておりません。前回の改装も今回の改装も全て自己資金にてまかなっております。たくさんの方から「補助金で改装できて良かったですね」と、言われるものですから、ここいらで、きちんとお話ししておこうと思いました。

という事で、来月予定の改装工事は、実行するべきかどうかとても迷いました。最初は、水風呂に「虹」をかけたい。たったそれだけの想いでした。

それが「あれもやりたい」「これもやらなきゃ」となってプロジェクトの規模が大きくなっていきました。よくあるパターンです。工事金額と日数をみて、流石にビビりました。

「に、にじをかけたかっただけなんですけどね・・」あれもこれもついでに工事してくれと頼んでおいて、いざとなったら、足がすくみました。

今年50歳。まだまだ借金もたっぷりある。子供は幼稚園。水風呂に虹をかけたからって誰得なの?とか、恥ずかしい事に、迷走に迷走を重ねました。

それを知ってか知らずか、同級生の友人が映画に誘ってくれました。

「ガチ星」

http://gachiboshi.jp/

現在、博多で先行ロードショー中です。主人公の若きライバルのセリフ一言がおっさんの胸に突き刺さりました。

「自分には、これしかないっちゃ」

そう、26年目のお風呂が2種類しかない風呂屋でできる事。水の都、熊本市でできる事。セリフの意味合いとは違うだろうが、勇気づけられました。この映画の監督さんは同年代の人。どうしようか悩んでいる自分が小さくみえました。

以下、江口カン監督の言葉です。

 

だから僕の劇場公開第一作目は、どうしてもこの「ガチ★星」で行きたいのです。

ハッキリ言ってかなり無謀です。

売れる要素ほぼゼロな映画です。

でもだからこそやってみたい!!

マンガ原作とか主役が人気タレントとか、そういうのじゃなくて、中身がオモシロイかどうかだけで勝負してみたいのです。これはもう「おっさんの悪あがき」です。
つまり今やってること自体が「ガチ★星」そのものです!!青いです!!真っ青です!!

だけど今、挑戦できる幸せを噛みしめています。

何歳になっても挑戦してみる。
ダメかもしれない予感と戦いながら挑戦してみる。
そのためには、「狂ってみる」ってことも時に人生には必要で。
もう本当に「ガチ★星」そのものです。

https://motion-gallery.net/projects/gachiboshimovieより一部抜粋

 

とにかく、地震後から第2回目の改装工事があと3週間後に迫ってきました。「おっさんの悪あがき」を私もやってみます。

「この日本初のトンデモ水風呂が10年後、20年後も愛され続けるかどうかは、お客さんが決める」

「自分でコントロールできないことをコントロールしようとしないこと」

今、そう言う想いで、改装へと向かっております。

http://www.yulax.info/topics/news/2977  (改装日程・内容)

地震後から連発している配管関係などのバックヤードの破損も今回直します。1年後、2年後に突然やってくるから、厄介です。まああれだけ震度5以上の地震が1ヶ月近くに渡って連発しましたからね。

地震は大変ではありましたが、こうして改装できる程の復興も進んでいます。お店を続けられて良かったです。来ていただいたお客様に、本当に感謝です。なんか2年前の事を思い出しちゃいました。

 

最後に、地震当時の動画を。

メディテーションサウナの原型であるサウナカー。そしてそれが発展して170cmの水風呂へと繋がっていきました。

人間万事塞翁が馬。この世の真理は互助にあり。そして、湯らっくすRise up。

たくさんの方々のご支援に、今一度感謝申し上げます。

 

湯らっくす 店主 西生吉孝