Answer
今から書くことはいただいたアンケートに対する回答というより湯らっくすを退職していった人たちへの私(社長)からのメッセージです。基本的に「辞める」と申し出てきた人を引き止めたり残るよう説得したりしない方です。相手を説得して気持ちを変えさせるのが苦手です。その人に必要なものしか手元に残らないというヨガっぽい思想が自分のど真ん中にあるのもその一因です。お別れも結構淡々としております。スタッフやお客さんが卒業イベント等で盛り上がるのはとても良い事だと思いますが、次へ向かう人に対して印象深くありたいと思いません。過去を忘れてリスタートをきるのが本人にとって一番です。「辞めて正解だったよ」と思われる位が丁度よいと思います。いいスタートを切って欲しいのです。湯らっくすは「愛と青春の旅立ち」の士官学校の訓練所みたいなものです。将来自分で考え自分で行動し自分でリスクをとるような人になってくれれば会社を運営する意味もあると考えてます。そういう「独立自尊」という観点からも新しい環境へとむかうのはその人の人生にとって悪い事ではないと思います。湯らっくすに縛られて旅立ちたくても旅立てなかった若い頃の自分を重ねてそう思うのかもしれません。最後、辞めていく人は「仕事は大変だったけど、勉強になりました」と挨拶に来ます。湯らっくすで働いていたと履歴書に書けば、良い勤め先がみつかる。湯らっくすで働いていたあの人を雇ってよかった。やっぱりちょっと見てるところや動きが違うよね。次の勤め先の人事部長にそう思って欲しい。今後湯らっくすを卒業していく後輩の為にも湯らっくす卒業生はそうであって欲しいと個人的に思っています。そんな感じでずっとエールを送っています。直接は絶対言いませんけど。