◎黙浴タイム、スタッフも注意しない曖昧なルールで結局みんなうるさい。会話禁止にしては?(2階男性)◎今の時代黙浴が逆にありがたい!!どこもかしこもうるさい!!ゆらっくす最高!(2階男性)◎黙浴が浸透してない(2階男性)◎店員が悪いとも、黙浴タイムが悪いとも別に思ってはいないが、黙浴の時間を明確にしてしまったが故、普段から別にうるさくもないのに黙浴タイム中であるにもかかわらずしゃべっている人が多いとストレスに感じるようになった。本当に店側には何の落ち度もないと思うが、昔のように「各自のマナーに委ねる」という考えに戻してほしい(2階男性)◎サイレントタイム良いです!!客のマナーも良くなった気がします。(2階男性)◎大きな声で会話をする若者に注意できないスタッフを守るためにも絶対静寂にした方が良いのでは?(2階男性)◎サウナで黙浴タイムが設けられていても守らない人が多くて困る。ずっとしゃべっている人がいる。私はテレビ撤去に賛成だったがテレビがあった時の方がみんな静かにしていた。話し声>>>>>>テレビの音です。テレビの音の方が気にならないのでもう元に戻してはどうでしょうか?ずっと監視員をサウナに置いて取り締まらない限りもうムリだ。(2階男性)
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なんかこんな事言うとアレですが、皆さんからのご意見がとてもヨガっぽくて良い。ヨガの哲学のクラスで課題として使いたい気持ちです。ジャーナリング(書く瞑想)ですね。さて、10月から始まった黙浴タイムについてです。まず黙浴タイムをアヒムサタイムに変えました。だから何?って感じですが、「マナーを守って黙浴を!」と言うのは湯らっくすではないんです。本当にいいお店って注意書きがないってのが定説で私(社長)もそう思います。久しぶりに夜の浴場に行ってみました。この状態を放ったらかしにしていたトップの責任です。色々とアンケートで苦情をいただいていましたがお盆の時やゴールデンウィークの時だけうるさいのだろうと思っていました。よくぞこの状態で客が離れずに来てくれていたと感謝せずにはいられません。本当に申し訳ありません。まずお客様にお願いです。湯らっくすはスーパー銭湯の業態ですが、認知度としてはサウナ施設です。昨今のスーパー銭湯は夜になるとどこも賑やかですが、サウナ施設はどこも静かです。その業態の違いによるものです。浴場内でおしゃべりしたくて友達と行くなら、他の温浴施設が適当と思います。ニーズに合わせて選んでほしいと思っています。どうか浴場内で騒がないでください。と言いつつも、湯らっくすは正義の鉄拳が苦手です。マナーという言葉の裏に潜む誰もが持ってる「成敗」系の深層心理。悪い奴をやっつけるとスカッとしますが、騒いでいた人達はいつもよりちょっと度が過ぎただけとか、知らなかっただけで普段は結構いいやつだったりします。「黙浴」の名の下で相手を成敗してほしくないので「アヒムサ(非暴力)」という言葉を使いました。相手を成敗するのも暴力です。そんな高度な秩序を浴場に求めるなという話ではあるのですが、スタッフが注意するしないの次元ではなく、そこにいるお互いがお互いの事を・・・が理想ですのでそれに近づけていきたいと思っています。
ヨガと湯らっくすについて少し書きます。私がヨガを始めたのが20年前、まだヨガがブームになる前です。経営者のくせしてゴルフはだめ、経営者団体に行っても馴染めない、「あなた何やってんだよ」と良かれと思ってやっていた事でも周りから怒られる始末でした。いわゆるKY君。空気読めない君でした(今もそうかも)。でもヨガは、ヨガの根底にあるもの、それは「自由」です。ヨガの先生や周りの生徒さんはそんな私を優しく迎えてくれました。それがきっかけでヨガ事業にのめり込んでいきます。「必要なもの以外は全部手放す」というヨガっぽい思想の下、湯らっくすも一回手放しております。再度湯らっくすに戻ってきたのが熊本地震の時です。それはさておき、湯らっくすが大きくそして注目を集めるようになってきて、湯らっくすの根底にある「自由」の意味が少しずれてきていました。私が救われたもの。湯らっくすを有名にしてくれた根底にあるもの。「自由」と「ほったらかし」を履き違えないようにしないといけないとも思います。「周りに迷惑をかけるな!」という考えもインドでは「あなたも人に迷惑をかけて生きてるんだから、人の事も許してあげなさい」に変わります。どちらも大事ですよね。とにかくこの「アヒムサタイム」についてはご意見を引き続き受付しております。気づいたことなどお便りください。